3.終了タグを省略しない
(HTMLからXHTML(XML)へ)
HTMLでは終了タグを省略することができました。
例えば、
<ul>
<li>リスト項目
</ul>
というように、<li>の終了タグを省略することが認められていました。
しかし、XHTML(XML)では、終了タグの省略が認められません。
XHTML(XML)では、
<ul>
<li>リスト項目</li>
</ul>
のように終了タグ(</li>)を省略せずに加えなければなりません。
2.属性の値は必ず引用符(ダブルコーテーションまたはシングルコーテーション)で囲む
(HTMLからXHTML(XML)へ)
HTMLでは、値が数字など特定の値のみの場合は引用符(ダブルコーテーション(")またはシングルコーテーション('))を省略して width=100 のような記述が認められていました。
しかし、XHTML(XML)では全ての属性値を引用符で囲んで width="100"、または、width='100' のようにしなければなりません。
○:width="100"
○:width='100'
×:width=100
1.タグ(要素タイプと属性)は、すべて小文字で記載する
(HTMLからXHTML(XML)へ)
HTMLでは大文字と小文字は区別されませんでした。しかし、XHTML(XML)では、大文字と小文字を区別します。
XHTML(XML)では全ての要素タイプと属性は小文字で定義されたので、タグの記載も小文字を用いなければなりません。
例えば、<A href="〜">と<a href="〜">では、異なる要素タイプとなります。
また、IMGとimgも、異なる要素タイプとなります。
したがって、タグはすべて小文字で記載するようにしましょう。
HTMLからXHTML(XML)への変換は、とても面倒ですが、それほど難しいものではないです。
次に挙げるような事項に注意して、私もXHTML(XML)へ挑戦したいと思います。
HTML4.01(HTML4.0)では、「今後HTMLから表示方法やレイアウトなどの表現に関する部分を排除していく」ということでしたが、
いきなり、今後HTMLから表示方法やレイアウトなどの表現に関する部分を排除していく、いわれても、直ぐにできるわけがありません。現在でも、HTML中にfontタグなどはたくさんみられます。
そこで、今まで使用してきたfontタグなどの非推奨の要素も、使用するすることができるように、HTML4.01(HTML4.0)では、非推奨の要素を使うかどうか、また、フレームを使うかどうかによって、3種類のDTDが用意されています。
DTDとは、Document Type Definitionの略で、「文書型定義」という意味であり、Strict、Transitional、Framesetの3種類があります。
●Strictとは、HTML4.01のルールに厳密かつ正確に従う指定で、次のように記載します。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN">
または、
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">
●Transitional・・Strictより緩やかな指定(フレームは不可)で、次のように記載します。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
または、
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
●Frameset・・Transitionalにフレームを加えた指定で、次のように記載します。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN">
または、
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/frameset.dtd">
かつて、NetscapeやInternet Explorerなどのwebブラウザの激しいシェア争いがあった頃は、次々と新しい機能が追加されていきました。
ユーザーも、新しい機能をこぞって使うようになり、アクセス数が多いほど優良なwebブラウザである時期がありました。
しかし、次々と生み出される新しい機能は、各webブラウザごとの独自の機能であったため、そのwebブラウザでないと見れないサイトがでてきました。
さらに、最新のバージョンでないと見れないという問題も起こってきました。
そこで、WWWの標準化を行っていたW3C(World Wide Web Consortium)が勧告を出し、現在は世界中がそれに従うように推奨されています。
それがHTML4.0という仕様です。
さらにHTML4.0の不具合を修正したHTML4.01という仕様が発表され、このHTML4.01が現在最も普及しています。
このHTML4.01(HTML4.0)という仕様の重視すべき点は、「今後HTMLから表示方法やレイアウトなどの表現に関する部分を排除していく」という明確な方針を示したことです。
さらに、スタイルシートを組み込むための仕組みが正式に導入されたのが、このHTML4.01(HTML4.0)です。
−今後HTMLから表示方法やレイアウトなどの表現に関する部分を排除していくとはどういうことか?−
例えば次の二つのタグを比較してみます。
1. <font size="2" color="#cc0033">そらのホームページ</font>
2. <h1>そらのホームページ</h1>
1.は、font要素によりタグ付けしたものです。このようなタグ付けでは、文字の大きさ、色は指定できますが、それ以外の指定はできません。例えば音声を読み上げたい場合や、センタリングしたい場合などの指定はできません。
さらに、パソコン端末だけでなく、携帯端末や、電子辞書、電光掲示板やタッチパネルなど様々な端末が存在しており、例えば白黒端末であれば、font colorは全く意味がないものとなってしまいます。
これに対し、2.は、h1要素によりタグ付けしたものです。このようなタグ付けでは、h1要素がどういう要素であるか指定することにより、さまざまな表示方法が可能です。
文字の大きさ、色はもちろんのこと、ば音声を読み上げたい場合や、センタリングしたい場合なども指定ができます。また、各種端末により、それぞれh1要素を指定することにより、それぞれ対応した表示が可能です。
1.は、その文字のフォントの大きさ、色という表示方法の表現に関する部分が、HTML中に記載されたものとなっていますが、2.は、HTML中ではh1という要素だけを記載し、その表示方法やレイアウトなどの表現に関する部分は排除されています。
さらに一般的はパソコン端末においては、スタイルシートを組み込むことによって、h1が何であるか指定することにより、様々は表現が可能となります。
これが、HTML4.01(HTML4.0)という仕様です。
なお、現在は、HTMLをXMLに準拠した仕様になるよう改良したXHTMLがW3C勧告として公開されています(最新版はXHTML1.1)。
W3Cの仕様策定の主軸は既にXHTMLに移行していて、今後はXHTMLがHTMLに代わり、Webページ記述言語として徐々に浸透していくものと考えられています。
ただ、XHTML1.1も基本的な要素や属性の使い方はHTML4.01と変わっていませんので、このサイトでは、XHTML1.1への移行も見据えて、HTML4.01の仕様をもとに勉強したいと思います。
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Author:そら
そら、32歳。大阪在住、不労生活を夢見るサラリーマン。
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